【トランペット】絶対にやってはいけない間違った練習方法5選【初心者】

トランペット

トランペットの上達に練習は不可欠ですが、正しい練習方法を取らないと効果がないどころか、場合によっては間違った吹き方が癖になってしまいます。そのため、正しくない練習方法を知っておく必要があります。

本記事ではやってしまいがちな間違った練習方法を紹介します。

いきなり大音量で吹く

トランペットの練習を始めるとき、いきなり曲の練習などで大きな音で吹きたくなってしまいます。

気持ちは分かりますが、唇の状態が悪いままで無理やり大きな音を出すと、唇に負担がかかり正しい奏法が身に付きません。

運動前には準備運動が必要なように、いわゆる「音出し練習」が必要です。

練習始めはいきなり音を鳴らそうとせず、ゆっくり息を流してツボを捉える練習をしつつ調子を整えましょう。

ツボを捉える練習は下記リンクを参考にしてください。

基礎練習をサボる

基礎練習は退屈ですが、さぼってしまうと、いざ曲を演奏する際に技術的に吹けない箇所が出てくる恐れがあります。

かっこよくソロを吹いている人も、必ず地道な基礎練習をたくさんしています。

音出し→基礎練習→曲の練習の順番を必須として、教則本を参考に、ロングトーン・タンギング・リップスラー等の基礎練習を毎回行うように心がけましょう。

トランペットで一番有名な教則本「アーバン」は買っておいても良いでしょう。

何も考えずに練習する

音出し、基礎練習をやっているつもりでも、何も考えていないと練習効果が半減してしまいます、

例えば、ロングトーンで長い音を吹く練習1つとっても、唇や舌など口の中の状態・姿勢など体の状態・音程・音色・音量など、意識することはたくさんありますが、これらを全く考えていない状態を指します。

ロングトーンといったシンプルな練習だとしても、これらを自分なりに考え、改善することが上達につながります。

とはいえ初心者のうちは何を考えれば良いか判断するのは難しいので、レッスンに通って先生の言われたとおりに練習し、慣れてきたら少しづつ考えることを増やしていきましょう。

疲れても吹き続ける

気分が乗っていると疲れても練習を続けてしまいがちですが、疲れても吹き続けてしまうと唇が疲れて反応しない状態になり、酷いと翌日以降も吹けなくなってしまいます。

また、疲れた状態で練習した場合、無理に音を出そうとして正しくない吹き方になり、間違った癖が付く恐れがあります。

練習時には、こまめに小休憩を挟むようにしましょう。

練習環境が整っていない

自宅など近所への騒音が気になるような環境では、小さい音量で吹こうとしてしまい、自然な演奏が妨げられてしまい、練習効果が半減します。

トランペットの練習は、周囲を意識することなく自然な状態で演奏できるような環境で行いましょう。

まとめ

上記のような間違った練習方法をしていると、正しくない奏法が癖になる恐れがあります。

正しい奏法を自力で身に着けるのは難しいので、是非一度プロのレッスンを受けてみましょう!

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