トランペットを吹いていると、調子が良い日があれば、悪い日もあります。
調子が悪いときは、これまでできたことが、突然できなくなることがあります。
特に本番直前に調子が悪いと焦ってしまいますよね。
本記事では、調子が悪い日の対処法をまとめているので、参考にしていただければ幸いです。
調子が悪くなる原因
肉体的原因
唇や筋肉に負荷がかかり続けて疲労がたまり、故障してしまって調子が悪くなる事象です。
例えば長時間何日も練習し続けると、唇がバテて吹けなくなってしまいます。
精神的原因
演奏会やコンクールに対する緊張、プレッシャーなど、精神的な理由が原因で調子が悪くなることがあります。
精神が不安定だと、呼吸の仕方や筋肉の動きなど、無意識のうちに普段と違う体の使い方をしてしまい、調子が悪くなってしまいます。
調子が悪い時の対処法
調子が悪い時に無理やり音を出してはいけません。
リンク先のツボを捉える練習を参考に、ゆっくり息だけを流して、自然に唇が振動するのを待ちましょう。
調子が悪いと、数時間、あるいはその日は音が出ないかもしれません。特に本番が近いと、本番の曲をすぐに練習したくなってしまいますが、焦らずゆっくり音出しをしましょう。
息を流すだけで音が出るようになってから、基礎練習を行いましょう。必ず適度に休憩を取るようにして、無理やり音を出す練習はできる限り避けましょう。
そして練習終わりには、再びゆっくり音出しを行い必ずクールダウンを行いましょう。
また、あえて練習しない日を作る手もありますが、これまで練習したことを体が忘れることもあるので、一度プロのレッスンなどで相談するとよいでしょう。
調子が悪い日を減らすには?
普段から間違った練習法を行うと調子を悪くする原因になるので、関連記事を参考に日ごろから正しい練習法を意識しましょう。
また、周りにトランペットの指導者がいなかったり独学では、普段の練習法の見直しや、調子が悪い日の対処に限界があります。
プロの先生のレッスンを受けるようにして、正しい練習法を身に着けることをお勧めします。
まとめ
トランペットの調子が悪い日の対処法をまとめました。
決して焦らず、調子が戻るまでゆっくり音出しを行って調子を整えましょう。