トランペットの仲間であるコルネットという楽器を知っていますか?トランペットに似ていますが、トランペットよりも少しだけ吹きやすく、吹奏楽やオーケストラでも出番の多い楽器です。
既にトランペットは持っているけどコルネットも欲しくなった、とりあえずコルネットを始めたいなど、初めてコルネットの購入を検討している方に向けて、安くてオススメのコルネットを紹介します!
そもそもコルネットって何?という方は以下の記事を参考にしてください。
初心者がコルネットを選ぶ基準
コルネットを買う人は?
体の小さいお子様
コルネットは形状の関係でトランペットより持ちやすく、また少し吹きやすいという特徴があり、小さいお子様用に、トランペットではなくコルネットを購入することがあります。
ちなみに、若手トランペッターの児玉隼人さんは、5歳の時にクリスマスプレゼントでコルネットを買ってもらったそうです。
演奏で必要な人
吹奏楽やオーケストラ等では、編成でトランペットではなくコルネットを指定されている場合があります。曲によってトランペットとコルネットを使い分けることが一般的なため、トランペットしか持っていない人は、新たにコルネットを用意する必要があります。そこまで厳密に気にしない団体であればトランペットで代替しても構いません。
優先度としてはコルネットよりトランペットが高いので、1台も楽器を持っていない人は、中学生以上であればトランペットを先に購入したほうが良いかと思います。
もちろん、上記に該当しなくても購入して大丈夫ですよ。
値段の相場
コルネットの値段は、トランペット同様にピンキリです。
例えば、吹奏楽部の学生(の親)が15~20万円ほどの楽器を購入することは珍しくないですが、これは趣味で続けるには十分過ぎる値段です。
最初は10万円前後、もしくはそれ以下の安価なコルネットで大丈夫です。
ただし中国産など、無名なメーカーの楽器だと粗悪品である場合があるので、メーカーの選定には注意してください。
トランペットの種類
実はトランペットには種類が沢山あります。
形による違い
トランペット、コルネット、ロータリートランペット、フリューゲルホルン、etc…
また長さも様々で、B♭管、C管、D管、Es管、etc…とあります。
コルネットをお探しの場合は、B♭管のコルネットを選ぶと良いでしょう。
なお、トランペットとコルネットは種類の違う楽器です!トランペットを買うつもりが、間違えてコルネットを購入しないように注意してください。
トランペットをお探しの方は、以下の記事を参考にしてみてください。
素材による違い
素材や色(塗装)の違いは音色に関わりますが、最初はあまり気にしなくて大丈夫です。
自分が気に入った色の楽器を選んでみましょう!
ただし、プラスチック製の楽器はあまりオススメしません。本当に遊びで吹くだけであれば問題ないのですが、趣味で続けるつもりであれば金属製のコルネットにしましょう。
初心者向けのコルネット3選
YAMAHA YCR-2330III
大手メーカーのヤマハのコルネットです。迷ったらヤマハを選んでおけばまず間違いないです。またセット品を購入する場合は、コルネット本体以外に付属品も多数付いてくるのでお得です。
ヤマハであれば、他の型番でも基本的には大丈夫でしょう。
JUPITER ( ジュピター ) JCR700
ジュピターは台湾の管楽器ブランドです。ジュピターは吹奏楽部の楽器として購入されていたり、評判は悪くないブランドです。
予算を抑えたいけど、しっかりと使用できる楽器がほしいという方にオススメです。
J Michael ( Jマイケル ) CT-420
Jマイケルは中国製の楽器メーカーです。
中国製で安すぎる楽器は基本的に避けた方が良いのですが、Jマイケルに関しては、某吹奏楽部強豪校も使用していたり、意外と吹きやすいです。
私自身もJマイケルのコルネットを購入しましたが、演奏会の本番で問題なく使用できました。
個体差などもあるため、ヤマハに比べて質は劣る可能性はありますが、その代わり安価です。ヤマハが高すぎて手が出せないという方は、Jマイケルを検討してみてください。
コルネットはネットで購入して良い?
今回紹介している安価なコルネットであれば、ネットで購入して問題ありません!
ただし15~20万円あたりからは、楽器屋などで試奏させてもらって購入することをオススメします。試奏の際は、コルネット(トランペット)に詳しい人を連れて、アドバイスをもらいましょう!
まとめ
初心者にオススメのコルネットを紹介しました。
自分の楽器が手に入ったらワクワクしますよね!まずは初心者向けの楽器を購入して、練習を始めてみましょう!