【トランペット】練習通り演奏できない…本番で緊張したときの対策5選!

トランペット

トランペットをやっていると、演奏会本番で緊張することはよくあります。

普段の練習ではできていた演奏が、本番では緊張のせいで失敗したという人は大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では、緊張で悩むトランぺッターに向けて、緊張による影響と対策を解説します。

1. はじめに:本番での緊張は誰でも起こる

トランペットの本番で緊張してしまう…これは初心者に限らず、プロも含めて多くの奏者が経験することです。むしろ緊張することが普通です。たまにプロの演奏が収録されたCDでも、トランペットが失敗していることがあります。

実際、緊張すること自体は決して悪いことではありません。「本番で緊張するのは、真剣に取り組んでいる証拠」とも言えます。

そのため、本番でも良い演奏をするためには、本番では緊張するという前提で練習に取り組む必要があるということです。


2. 緊張することによる影響

緊張とは、精神的なものです。緊張の原因は人によりますが、例えば、

  • 「失敗したらどうしよう…」というプレッシャー
  • 観客の目を意識しすぎる
  • 準備不足や練習と本番の環境の違い
  • 過去の失敗経験からくる不安

などがあります。

緊張すると以下のような影響が考えられます。

① 呼吸が浅くなる

緊張すると呼吸が浅くなり、息の流れが不安定になります。また、大きな音を出すのが怖くなり、無意識に弱々しい音になってしまうこともあります。

トランペットは息をしっかり流さないと音が鳴りません。息が浅くなると唇のプレスに頼りすぎて、普段より早くバテてしまう原因になります。

② 筋肉がこわばる

唇や顎に余計な力が入り、普段どおりのアンブシュアができなくなります。さらに、体全体がこわばることで呼吸にも影響し、結果的にバテやすくなってしまいます。

③ 指が動かなくなる

緊張で手が震えたり、指が硬くなったりして、スムーズなフィンガリングができなくなります。その結果、違う音が鳴ったり、ピストンをしっかり押せないことで息がうまく流れず、唇に余計な負担がかかってしまいます。

④ 頭が真っ白になる

緊張しすぎると、考えがまとまらなくなり、普段の練習の成果を発揮しづらくなります。吹き始める箇所を間違えたり、ブレスのタイミングを誤ったりするなど、本来ならしないはずのミスをしてしまうこともあります。


3. 緊張を和らげる5つの対処法

①自分の緊張状態を把握する

まず、自分が緊張するとどのような状態になるのかを把握しましょう。

例えば、「緊張すると呼吸が浅くなる」と分かっていれば、本番中に意識して深く息を吸うことで対策ができます。自分の緊張パターンを知ることが、克服への第一歩です。

②本番を想定して練習する

「練習は本番のように、本番は練習のように」という格言があります。本番だけ特別なことをしようとすると緊張するので、普段の練習から本番を意識しましょう。

メトロノームで練習

例えば、メトロノームを使わないで練習すると、無意識に自分の吹きやすいテンポで演奏してしまい、実際のテンポだとうまく吹けないことがあります。普段からメトロノームを活用して、本番のテンポを意識しましょう。

ブレスのタイミング

何拍前から息を吸い始めるか、長いフレーズはどのタイミングでブレスするかなど、ブレスのタイミングは全て決めておきましょう。

緊張するとブレスのタイミングも分からなくなり、息が足りなくなることもあります。

最初から最後まで通す

部分的に吹けるようになったら、曲の最初から最後まで通して吹けるか確認してみましょう。バテて最後まで吹けないことに、早めに気付けるかもしれません。

また長い休みからフレーズが始まるときも、休みの小節分ちゃんと休んでから吹き始める練習をしましょう。

他のパートの動きを覚える

休符の小節をカウントする習慣があると、数え間違えた際に正しいタイミングで入れなくなることがあります。もちろんカウントは大切ですが、他のパートがどのようなフレーズを演奏しているかを把握することで、より確実に正しいタイミングで入ることができます。

理想は曲全体を覚えることですが、最低でも自分の演奏開始のきっかけとなる箇所の他パートの動きは把握しておきましょう。

また、トランペットのフレーズがある部分では、他のパートの動きを理解しておくと演奏が安定します。トランペットは高音で目立ちやすく、緊張しやすい楽器ですが、実は他のパートと一緒に演奏していることも多いものです。特にベースラインを意識すると、リズムが取りやすくなり、演奏しやすくなります。

③本番直前に過度な練習をしない

本番にコンディションが悪くなると緊張します。

本番当日のリハーサルや前日に全力で練習してしまうと、バテバテの状態で本番を迎えることになってしまいます。焦る気持ちは分かりますが、そうならないように日頃からの練習を疎かにしないように心がけましょう。

前日や当日は軽めのウォームアップにとどめ、コンディションを整えましょう。

④場数を踏む

緊張を減らす一番の方法は「経験を積む」ことです。人前で吹く機会を増やし、本番の環境に慣れておきましょう。

また、緊張すると自分がどんな状態になるのかを知ることで、次回の本番への対策が立てやすくなります。

⑤完璧を求めすぎない

「ミスをしてはいけない」と考えすぎると、余計にプレッシャーがかかります。

演奏会でミスをしたからといって、人生が終わるわけではありません。「少しくらいミスしてもOK!」という気持ちを持つことで、プレッシャーが和らぎます。


まとめ

トランペットの演奏で緊張したときに対策を解説しました。

どうしても解決しないという方は、一度プロのレッスンを受けてみるとよいでしょう。

本番の緊張とうまく付き合いながら、トランペットの演奏をもっと楽しんでいきましょう!🎺✨

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